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エンゼルポケットOJIスペシャル
エンゼルポケットOJIスペシャルバージョンです。 DPAT01~コバルトメッキシリーズまでOJIスペシャルに関する いろいろなテーマの情報をお届けいたします。
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おりゃ~その2
前回はミキサーの改造の話をしましたが、実はこの改造を頼まれる以前に、コンプレッサーの改造も頼まれて行っています。
私は 原音再生の立場から無加工の話を良くしていますが、これはあくまでもオーディオ再生装置の基準となる音であって、
無加工音源でなければ、チェックのしようがないので一生懸命行っているだけで 普段の生活の中の音楽は 楽しむためにあるわけです。
そういうわけで音楽製作は少し趣が異なります。というのは、現代音楽の100%は加工で作られています。
生の楽器もしくは、生の演奏そのままということはまずあり得ません。何かしらの加工をしなければ 普通のCDにはならないのです。
また JPOPに代表されるような音楽は、演奏そのままではなくほぼ間違いなく加工された音です。これは ある意味芸術です。
無加工では正直なところ昨今の様な音楽製作はできないはずです。20050527170214.jpg

前回行ったコンプレッサーは 安価なものです。
1,基本的な音質のクオリティを上げる(いわゆるHIFI指向です)
2,独特の味付けを付ける
という 2点を依頼者に言われました。
1は言うまでもなく 私たちが求めている基本ですが、2は問題です。いわゆる色づけですから 時代の逆行と思われそうですが、実は違います。
この色こそが、音楽の芸術性となっているのです。デジタル機器は データを変えるか、クロックを揺らすかしないと音はあまり変わりませんが、
アナログは大きく変わります。だからこそ アナログを芸術のために使うわけです。
前置きが長くなりましたが、さて どこまでできるか!? 
改造の始まりです。
20050527170226.jpg

私は見かけの製品概要はあまり気にしません。というのは 回路構成と出音で判断します。
今回もスペックは何も見ていません。
たとえば 回路の使用部品でオペアンプといわれるICがありますが、この型名でだいたいの音の傾向は決まってしまいます。
勝負は、ここからで、たとえばICに関して言うと
1,このICの音の傾向を崩さず、さらにアップグレードする
2,ICを交換して 新しいサウンドを作る
という形などが考えられます。
また よく行われているコンデンサーや抵抗などのパーツはもちろん その音の傾向がありますからICと併せ
 組み合わせた音を想像しながらパーツ選択していきます。

また パーツのみならず、回路の配線でも音は変わります。多くのメーカーさんはもちろんきちんとした技術屋さんがいて設計していますが、
上手な人もいれば、そうでない人もいます。また人それぞれ配線に癖があり 十人十色の回路ができあがるのです。それでそれぞれ音が違います。
ここも自分なりに こうした方が良いという部分があれば改造してしまいます。20050527170239.jpg

というわけで ネタばらしをしてしまいましたが、大幅変更、大改造の末できあがったのがこのコンプレッサーです。
最初に聞いた音の印象とはがらりと変わり、繊細で艶のある音に変わりました。
たとえて言うと、ピアノと異なる エレクトリックピアノの弾むような艶のある音色などはばっちり合うのではないかという感じの音色です。
依頼者の感想は 開口一番「んーん HIFIになったなあ」
ねらった音は 「実際にマスタリングしてからですね」といわれました。

さて 最後に なぜミキサーと話が前後したのか!?
その理由は ミキサー改造で初めて このコンプレッサーの改造の進化を感じていただいたからです。
ミキサー改造後は、「クリアーでダイナミックな音のミキサーがあれば コンプレッサーは軽くかかっているかかかっていないかぐらいが良いなあ」
と感想をいただきました。
マスタリングしたサウンドですが、アメリカ仕込みのギタープレイヤーの演奏があるのですが、本当にナチュラルで
 アナログテープエコーを使ったような輝きでした。
あれなら行ける! と思いました。
たまたま偶然か!? 上手くいきすぎましたが、こういう事もあるのです。
だから 止められない。改造(^o^)V  
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西出 晃のマニアック改造人生
西出晃の入魂の時! おりゃぁ~!

先日東京出張中 あるマスタリングエンジニアの方から連絡が入りました。
Aさんとしましょう。 Aさん開口一発 「実は~・・・・・・・」声が詰まっています。
私は 「どうしたのですか?」というと Aさんは「実は 直輸入ものの ミキサーなんですが そもそも音は良いのですが、もっと良くしたいんです」
私は 「えっ! だって そのシステム導入してから 凄いクオリティになりましたよね?」実際に私も確認しています。
fuse.jpg

彼曰く「コバルトヒューズに取り替えたら あまりの良さに 電源チューンでもっと良い音になるかなあ って思いまして・・・人間って欲が深いんですよ」 これには 二人して大笑い。
では 秋葉原だし、パーツ問屋は休みでも 出店はやっているから 持ってきて・・・」という話になりました。
xmix3c.gif

なにやら 今日にでもマスタリングして ミュージシャンと打ち合わせ視聴したいという事でした。

さて 持ってきた電源ですが、プロ用だし アメリカものらしく 流石にごつい(爆)
その分 改造は おりゃ~っ とできそうだ(笑)

パーツも即調達できるから 壊れてしまっても何とかなりそうです。
改造はリスクがつきものです。いくら 何十年と改造していても医者と同じで失敗もあります。特に 輸入物のなどは、メーカーからパーツ入手ができませんし規格も違うことが多く、いくら職業でも神経を使います。しかし 改造はする人は勿論ですが、依頼者の心次第で結構勇気が沸くのです。それは 医者に全てを任せるのと同じで 信頼関係です。

早速電源ユニットを分解して手術が始まりました。私は出張の際は結構道具を持って行きます。今回も例に漏れず あれこれ持って行きましたので何とかなりそうです。
xmix3c.gif

内部を見ると流石にプロ用でなおかつ音がよいと言う作りです。それは アナログシリーズ電源搭載でした。これは改造しがいがあります。また 制御用のトランジスタは 2N3055でこれなら壊しても代替え品は秋葉原ですからすぐに調達できます。
Aさんの希望は 「しっかりとエネルギーがありドカンと来る低音とクリアーさ」です。
これは難しい(汗) ドカンと クリアーはある意味相反するテーマなのです。
見せかけの「ドカン」は 少し歪み感を入れれば出てしまいます。しかし それではクリアーにならないのは明白です。さて どうしよう・・・・・数時間しか時間がないので大げさな改造と部品の「とっかえひっかえ視聴」はできません。
20050525160431.jpg

もちろん ミキサー本体はスタジオなのでその場で聞くことはできません。 ザッと眺め テスターを当てて診断した結果の改造メニューは 「トランスの交換」と「配線交換」でした。
ただ 問題があります。機械加工はできませんので ので、なんとか 機械加工無しで 形にしなければなりません。
20050525160442.jpg

あれこれ考え 全分解した結果 ケースの上に巨大なトランスを乗せることにしました。
トランスは あえてトロイダルは止め EIコアの大型トランスです。必要容量の約2倍を確保し なおかつ ±15V電源出力なのですが、2N3055の耐久力を生かし1.5倍ほどドロップさせることで強大なエネルギーを貯めようと作戦を立てました。
実は 音楽製作の立場からすると 結構古いトランスは味があります。特にギリギリで使うと歪み感が良い意味で重乗され何とも言えない味が出ます。しかし 抜けは悪いのです。
もともとが US製の古めのトランスだったので今回は古いもの早め 新しいもので行きました。
さらに 半田は コールドニッカス。こちらも 試すことにしました。
ゴニョゴニョした結果は写真の通りになりました。二人して大笑い。
20050525160523.jpg

早速彼はスタジオに戻り すぐに連絡が入ったのは言うまでもありません。
Aさん 「いやあ なんというか クリアーですね。」
私   「目的の ドカンは???」
Aさん 「 言葉で言えないのですが。ドカンではなかったんです。」
私   「解った! おりゃぁ~ の りゃぁ~ が出るようになったんですね」
Aさん 「そうそう 今までは おりゃっ 今回は おりゃぁ~っ! きちんと お も出るし りゃぁ~ が出る。更に おりゃぁ~っ!! 最後も止まる。これ良いですよ」
私   「良かった。 おりゃ~ は行けると思ったんですが おりゃぁ~っ!! 最後も大丈夫でしたか」
その電話を聞いていた 広瀬店長と販売員の高野さんは 大笑いしています。

コバルトシリーズ
コバルトシリーズ

貧乏といえば ケーブルですね。金メッキの高級ケーブルって学生にとっては結構高かったのです。25年以上前で当時数千円。今でしたら 10万円くらいには感じます。欲しいのだけれど買えない((大汗)そういうものが流行り始めた当時そういうメッキに関する様々な論議がされていました。
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素材、メッキ材料、厚さ、手法など様々な論議がありましたが、何か気にかかることがあったのです。 一番不思議に思ったのはメッキ厚です。色々調べると どうやら金色をしてるものでも 厚さは極薄 ということです。何回か抜き差しすると色は変わりますし、新品のプラグと古いものでは音が違う。もちろん ワイヤーは同一のものです。本当に金メッキの効果が有るのだろうか!? 音が異なるのはワイヤーよりも端子の接触問題の方が大きいのではないか? こんな簡単なことから始まった今回の企画です。? 簡単に言うと、「子供の頃の疑問の回答を見つけたかった」ということでしょうか。
ちなみに 20年もたつと金メッキプラグは錆だらけです。これは変ですね。絶対に腐食しない金なのに なんで?
計測器業界や国家レベルの開発に携わっていますと、オーディオには直接関係はありませんが、いろいろな技術や情報を覚えます。記憶は薄いのですが軍事用などの世界では今ではすることができないカドミウムなどが使われていたと思います。あってはならないことですが、いざというときのために絶対に接触不良が無く長期間過酷な条件下で信頼性を発揮するものということが理由なのでは と考えるのは当然です。それに比べ 金は? なぜ使わないのか?? 不思議に思いました。またそれに変わるものとして銀メッキが有ります。これは なぜか? なぜ 本当に信頼性を得たい部分は金ではないのか? 本当にいろいろ研究しました。ここで考えたのは 擦るとすぐに削れて無くなってしまう金メッキではなく、長期間安定していて 摩擦に強く膜厚もあつくでき低接触抵抗、そしてリーズナブルな価格で買えるものが何か無いかということです。様々な研究が始まりました。 論文も調べました。そこで見つけたのが アメリカ ベル研究所の論文です。1996年。まだ新しい技術のようです。
よし! これを試してみよう。 メッキのあれこれを インターネットで調べましたが、どこでも行っていません。一部上場企業の知り合いに何人にも訪ねました。もちろん 世界の最先端を研究している人たちです。でも解りません。できないとなるとやってみたくなるのが、マニア的技術屋の悪い癖ですね。自分は本当に馬鹿。苦労しなくても 金メッキで良いじゃないか そんな声も 心の中で叫んでいますが無視! 世界初! これには負けてしまうのが技術屋でありマニアなのです。

これが コバルトシリーズです。

誰もやったことがないこと・・・・それは きっと完璧ではありません。完璧などあり得ない もしかすると失敗作かもしれません。だから 追いかけるし 追いかければまた何かが生まれます。DPAT DDAC DAMP Dクロス そして D-JAPAN・・・・そしてコバルトシリーズには自分が思い描いたオーディオ像の30年以上の想いが投入されています。西出晃 入魂の一品です。
きっと 新たな自分のオーディオ人生の一ページになると想っています。
20050519112526.jpg

一般市場の量産の立場から 中身より見た目にお金をかける手法のメーカー製と異なる、 中身重視の西出晃 流。
外見よりも中身、見た目よりも実益を狙っています。最新の技術を少量生産で使うのは非常に大変です。コストがすごくかかるからです。どうやって打開するか!?  見た目を我慢するしかないのです。
今回の RCAケーブルは 見た目や派手さは全くなく 安物に見えます。高級ケーブルを使っていらっしゃる方からすると笑われるかもしれません。事実 オーディオマニアのお宅を回っていて 笑われたこともあります。しかし 30年以上の経験から 押さえる部分はしっかりと押さえています。
ここにお金をかけると一番コストパフォーマンスよく 性能向上ができる という部分です。
膜厚は 今回は seiko社のケイコウX線膜厚計で計ったデータで管理されています。

今回の コバルトシリーズは見た目にはいっさいお金はかけておりません。ただ 本来見た目も大切です。中身を変えなくても見た目で音は変わって聞こえます。これも十分承知していますし、芸術品と言う意味もあるでしょう。
しかし コバルトシリーズの音を是非みなさまに感じていただきたい、オーディオ全盛期に育った私のような楽しみ方を今感じていただきたい、という意味があるのです。
若い方でしたら 少し何かを我慢してお金を貯めれば買える価格、余裕がある方は、気軽に試していただける価格、そんなイメージです。

ただし 本音を言うと 外観ではなく真の音が聞ける人に試してていただきたいですね。好みがありますので一概には言えませんが 使用者にとって良いのか悪いのか。
外観は見ないで聞いていただきたいと思います(笑)高級ケーブルの外観には絶対に負けますから。。。
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スピーカーケーブルも同じです。
まず考えたことは 色付けのないコバルトシリーズの効果が解りやすいものです。こちらも見た目は要りません。
Y端子は世界で一番実績があると思われる電機業界標準品ともいえるものです。素材は銅。これに ダイレクトに多層メッキしています。銅はねじ止めなどの圧着では非常に優れた特性で安全性を重視する電気工事関係ではほぼ全てがこの素材です。
基本的に接触抵抗が多かったりすると 熱を持ち危険ですので電気工事では使えません。結構電気工事関係は参考になる素材が多いです。実は先日 第一種電気工事士の5年ごとの定期講習会に行って来ましたが、安定性という面で勉強になることも多かったです。
こういう素材に 今回のメッキをかけることで、錆びやすい銅自体の接触ではなく、錆を防止し安定した接触を長期間維持することが可能です。
またケーブルも、安物と見えるようなものを使用していますが 実は自作系のオーディオマニアの半数以上の方が知っているかもしれない素材を使っています。現物を見ましたらインターネットなどで検索してみてください。
このケーブルは、私のリファレンスとして使っています。もちろん ほかにもケーブルはありますが、比較するベースとするには非常にナチュラルで癖が無く良いものだと思っています。今回のコバルトシリーズには最適のケーブルだと感じています。

これからも 追求は続くでしょう。絶対に止められない。これが 私の人生なのでしょう。

貧乏オーディオマニア? 西出晃が考えたこと
貧乏オーディオマニア? 西出晃が考えたこと

DDACやDPATー01が世に出てから 速いもので2年の歳月が流れようとしています。最近では他紙雑誌記事やインターネットでも 私が一年以上言い続けてきた様々な技術に関して同じことを言い始めていますし、携帯プレイヤーもメモリーの時代になりましたし、もっともっと新しい何かを世の中に提唱できればと感じております。 
Dシリーズは多くの人は 「高いなあ」と感じているはずと思いますが、実は安く作れないか と考えた結果の品物なのです。
なにしろ 世界最高峰を目指したいのがオーディオマニアです。
世界一と言われるCDプレイヤーの価格は? といわれれば 数百万円が思い浮かびます。世界一と言われるDACは? 同じですね。アンプはといわれると 1000万円を超えます。どれも手が届かないものばかりです。しかし 趣味だけでなく技術屋でもそうですし何かを本気でやっている以上はどんな形でも良いので世界一もしくは 「私だけ」を目指したいとい想うのではないでしょうか。
ただ 間違えてはいけないのですが、どんな商品でも一概にこれが最高 というものはありません。 数千CCのセダンと軽自動車を比べて 全てセダンが良いわけではありません。軽自動車も良さがあります。私も軽自動車を持っていますし 本当によく働いてくれます。商品とはこういうものだと思っています。

さてそういう 「こだわり」 それが DPATやDDAC,DAMPなのです。メーカー製世界一を抜くためにはどうするか!? こんな馬鹿なことを考える人も少ないかもしれませんが、同じ手法では太刀打ちできません。様々な技術を追い抜くだけでなく 大メーカーという資本に立ち向かうためには全く異なる別の発想が必要です。DPATは機械的な回転体を無くしたり、データ一致をさせたり、完璧な取り込みを目指しましたし、
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DDACは最新のディバイスを使っていわゆる量産メーカーと異なる、世界最高峰の航空技術などを使って如何にシンプルに作り上げるか、DAMPは30年以上の自作経験から学んだものから 何が一番良いのかを自分なりに考え、新回路を設計し作り上げました。実は 自分の心の中では 世界最高を安く 作りたかったのです。DDACは開発当初 キットとして安価に提供していたのは 何とか良いものを安く提供したいという 思いがあったからです。さらに こだわりのある製品ですね。ただし 音ですから人それぞれ好みがあり 真の世界一ではありません。もっと良いものがあると思います。価格も違います。私の商品は 世界一を目指したメーカーさんの商品に比べればかなり安いものばかりです。しかし 金額的には 100万円前後のものですから 製造側から見ても高額です。(大汗)さて そういう商品は 言うなれば 「私の世界一」なのです。 しかし 私の「こだわり」というか「入魂の品」であることは間違いないと想っています。
さて 世界一といわれているメーカー製の商品と 一年間以上にわたって持ち込んで比較視聴してきたのは自分に納得をさせるためだったのかもしれません。
もちろん そういう場で お客様になってくれた人も多いです。
70万円以上のDPATやDDACを持ち込み メーカー製の数百万円の商品と比較視聴するのですからある意味 無謀です。しかし 自分が納得するためにはそういう方法しかなかったのだと思います。隠れてこそこそ自分の会社の視聴室で聞いているのではありません。真剣勝負なのです。 そして だめだったら また回路設計して作ればいいのです。どうごまかすかなど考える必要はありません。 しかし お客様が納得してくれたときは本当にうれしいですね。何百万円もする 名だたるメーカーの商品と一緒に使ってくださるわけで これは物作りをしている人にしか解らない感激だと思います。
実はDACに使用しているチップは1年たった今でもまだ最高峰のものです。しかし すでにメーカーからまだ市販されていないチップを入手して開発をしています。終わりのない戦いを感じます。
ただし 私は商売人としては失格ですね。好きなことはできるだけ商売にしない方がよいと思っていました。どうしても 販売より性能やこだわり重視になって儲からないからです。


大学生 そして就職
大学編 そして就職

大学進学はバイオリンの先生推薦の音楽大学ではなく好きだった電子工学科の ある大学に進学しましたが、結局ここでもオーディオオーディオの毎日です。あこがれの実験をしたいため 卒論はオーディオ関連の研究をしました。
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回路を作り無響室に入ったり統計を取ったり本当に楽しい毎日でした。もちろん 長期の休みにはオーディオショップでアルバイトです。システムコンポも売りました。あこがれのJBLの発売元です(笑)。月の売り上げ達成ができ 担当営業マンと所長と寿司屋でいっぱいやったことが鮮明に思い出されます。また当時はメルコなどの糸ドライブプレイヤーが流行でよく設置しに行きました。どのお客様も凄い装置で聞いておられましたが、一番印象に残ったのはゴトーユニットで作ったマルチウエイ、マルチアンプの音でした。一人ではあけられないほど重いオーディオルームのドアを開け暗闇の中にあるゴトーユニットから流れるチェロの音はまさに本物でした。いつかは オールホーンと一瞬思ったのもつかの間 ホーンは一生かけても・・・という話を沢山聞き断念。(当たり前ですね。
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どんなに頑張っても学生ではお金がありません(笑))卒業時は、静岡県のある会社から 「スピーカーを作ってみないか」と誘われましたが、家の都合で断念。しかし電機は止められませんね。結局計測器メーカーに就職。そこでも AD/DA、コンピュータなど オーディオに関係有ることは何かにつけて研究しました。(汗) 家庭の都合などで結局生まれ故郷に戻りましたが、形はかわれど どういう訳かまたまたオーディオにのめり込み現在の最先端のコンピュータを使ったものやアナログ回路などはもちろん シンセサイザーなどを使った音楽再生など毎日のように触っていました。20050513170348.jpg

ざっと私の歩んだ道を話してきましたが、これでもまだまだ紙面は足りません。きっと DL-103だけでも 何日も話せるかもしれません。103,103S,103D・・・・
トランス、銀線、一石ヘッドアンプ、金田氏のDCアンプ、ワイヤー、シェル、アームetc
それぞれ想い思い出がありますし、話は尽きませんね。触ってきた トランジスタの話でもOKです。銘柄構成色々話は尽きません。20050513170401.jpg

さて こんな話をすると 「なんだ結構マニアだな?」と思うかもしれませんが、大学までそのために行ってしまうのですから実は結構マニアなのかもしれません。(笑)でも 貧乏マニアです。「お金がない=自分で作ってしまおう」 という発想です。


高校生編
高校生編

その後は、トランジスタDCアンプ制作のオンパレードです。著名な方の回路も参考にし、進んだ道は 完全A級DCアンプです。当時は安井章先生や金田昭彦先生などが多く掲載されていてあこがれの人たちでした。20050512122405.jpg

実は、2年ほど前なりますが、ある集まりが有りまして泊まり込みで安井章先生の最新作アンプの視聴をする機会があり、私のDACや友人が作ったPCトランスポートを持ち込み先生と視聴が出来本当に感激いたしました。
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もちろん 氏の回路を参考にアンプを作ったことがあります。今でも大切に使っています。氏のアンプは非常に解りやすい理論で計算方法などもグラフなどを掲載されていましたのでよく利用させていただきました。設計は本当に難しいですが、本来まず作ってみることが大切です。プロでは狙いはシャープになりますがアマチュアは後でシャープにすればよいことです。金田氏も簡易式の計算方法など掲載されていて、こういう感覚は社会人になり実際に設計する立場になったときに非常に良い参考になったのは言うまでもありません。
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さてアンプを作ると気になるのがメーカー製ですね。自作との比較です。自作派が感じている疑問。「やはり 自作の方が音がよい!なんで?」。この場合の音がよいというのは 今考えると「鮮度」のようなものです。
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全てが自作がよいわけではなく、表現は難しいのですが、「鮮度」のようなものがメーカー製には欠けていたように感じます。そうなると 気になるのが 友人のメーカー製アンプです。改造せずにはいられません。結局コンデンサーを変えたり、ワイヤーを変えたりいろいろなことを行いました。 コンデンサーに糸を巻きエポキシで固めたものを作ったり本当に色々楽しんだことが思い出されます。
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さて アンプやスピーカーの話ばかりになりましたが、もちろん FMやテープやレコード再生 様々なものを楽しみました。
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テープはほとんどがエアチェックですが、実は生録音が好きで 子供のくせして大人に混じり、生録音会によく出かけました。一番印象的だったのは 大好きなクラリネットの北村英二さんの生録音会です。友人の2T-38オープンリール2台(TEACとAKAI)とカセットデッキを持ち込み録音しました。ライン録りとはいえあの音は忘れられませんね。いわゆるマスターですから・・・・再生装置は 自作アンプやコーラル。また 友人の JBL4343他 オーディオショップで世界の一流品で再生しました。本当に感激しました。
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あとプレイヤーも重要ですね。私は あこがれだったデノン DENON(当時はデンオン)の DP3000が欲しかったのですが、お小遣いが貯まらず断念し、DP1000+FR54(フィディリテイリサーチ)という組み合わせで楽しんでいました。カートリッジは シュアのM95(だったと思う) 友人がV15type3を購入したのに刺激され あこがれだったMCの DL103を購入。このときの衝撃は今でも忘れられません。繊細でしかしダイナミック。弦楽器のあのみずみずしさは絶品です。南こうせつの 神田川を再生したときは 涙が・・・それからというのは ヘッドアンプの自作に明け暮れました。ヘッドアンプを変えては ケーブルを変える。
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銀線、OFC何でも試しました。私が記事出よく言っている言葉なのですがそういう比較や楽しみのベースは やはり生演奏です。毎日生の音楽に接していれば当然かもしれませんが、意識せずとも自ずと生音と出音を比較してしまい その差がオーディオ装置のレベルアップや自分の技術の向上の原動力になっていました。

西出 晃のオーディオ人生
小中学生編そしてとスピーカー編
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私がオーディオに興味を持ったのは小学校3年生くらいの時でした。父親が トリオのセパレートステレオを買ってきたからです。当時で10~15万円くらいだったと思いますが、給料の数倍でした。今でしたら100万円といったところでしょうか。
それこそ当時はうれしくてうれしくてしかた有りませんでしたが、触ることは許されていませんでした。超高額品ですので小学生の私が触れないというのは当たり前のですが、私にとっては凄く辛いことでした。こっそり ターンテーブルを持ち上げて トランジスタを眺めたことを思い出します。終段はNEC 2SD180 PPでした。後に金田昭彦氏や安井章氏がDCアンプで使っていた 2SA627/2SD188の弟分です。さて 実はそれで聞いたハイフェッツのチゴイネルワイゼンは大きな衝撃を私に与えバイオリンを習おうというきっかけになりました。それからは 音のするものは何でも興味を持ちましたし、音の出る機械も何でも興味を持ちました。自作を初めてしたものは 鉱石?ラジオです。当時のことは既に記憶に乏しいのですが、電池を分解した際に炭素棒を取り出しそこに針を当てて検波したような記憶があります。すぐにゲルマニウムダイオードが有ると言うことで交換した記憶もあります。ただ 今となってはよく覚えていませんので他の方法だったのかもしれませんが、いずれにしてもどこにでも転がっている素材を集めては何かの実験をしていました。その他 ポリエチレンフィルムとアルミ箔で作ったバリコン(笑)
そして ゴミ捨て場に捨ててあったテレビから取り出したセラミックコンデンサーを通して家庭用のACコンセントに挿したアンテナ(大笑)これが よく聞こえたんですよ。夜 母親に見つからないように布団に潜って聞いたメロディが思い出されます。
それから 何年か経ち 壊したテレビから取った真空管でアンプを作ったり、スピーカーの自作をしたりして楽しみました。最初に買ったのはコーラルの16cmのダブルコーンだったのですが、段ボール箱に組み込んで真空管アンプ で鳴らした音は今でも忘れられません。ビリビリ鳴るラジオとは違う 澄んだ音がしました。やはり段ボールは庶民の味方ですね。空気層があり適度な内部損失もある(爆) 実際は箱も鳴っているんですが 自然なのでしょうか!? それからの私はもう 自作自作の毎日です。勉強などよりも頭の中は 電気電気です(笑)無いお金で 初歩のラジオや無線と実験などの雑誌を買い、アンプの自作、スピーカーは見よう見まねで作ったものです。実は今でも当時のスピーカーは使っています。
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コーラルの 20cmフルレンジ 8F-60、ツイーターは H-60やテクニクスの物です。よく聞きに行ったオーディオショップで鳴っていた JBLのD130+ 075を目指して ローサーのバックロードホーン箱を参考に自分で設計して作ったものです。納得の音がするまでに3年はかかったでしょうか・・・このスピーカーは 私といつも生活を共にしていました。
人生の友なのかもしれません。 中学生時代に作って 文化祭の時はモニタースピーカーとして自作アンプと共に鳴らしました。高校生活もいつも一緒です。そして大学では下宿に持ち込んで鳴らしていました。会社に就職してからは、会社の寮、自宅に戻ってからはもちろんいつも一緒です。そして オーディオ関連の仕事を始めてからは 会社でいつも隣で私を見つめています。かれこれ30年以上のおつきあいですね(笑) その間作ったスピーカーは、コーラル ベータ8バックロードホーン、ダイヤトーン
 P610、パイオニアPE-16、フォステクス etc。
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どれも みなフルレンジです。私がなぜフルレンジを使っているかというと、マルチウエイはどうしても位相の狂いが耳につくのです。フルレンジ+スーパーツイターでさえその位置関係を 耳で調整していました。ネットワークで上下を切ったマルチウエイではどうしても自然な位相が得られなかったのです。だからフルレンジ! 分割振動が・・ 低音が・・・と何を言われようが フルレンジの人生です。もちろん マルチウエイの良さは十分知っていますし、本当によく通い 一日中居座ったオーディオショップのリスニングルームで タンノイ、JBLはじめ ほとんどの名器は 聞き尽くしたくらいですが、やはり フルレンジの良さは捨てられません。きっと人によって気になったり、聞いている部分が違うのだと想っています。ただ バックロードホーンはそもそも低域はナチュラルではありませんが、 絶対に買えないJBLのバックロードホーンに迫りたいという子供の悪あがき?です(大笑)
今 マルチウエイスピーカーで何を買いたいか と聞かれたら、私は JBL と答えます。もっと良いスピーカーもあるじゃない と言われるかもしれませんが、あこがれなんですよね。それも 少し普通の人とは少し違うあこがれです。
実は DシリーズでJBLを鳴らしたいのです。
さて その間作ったアンプもそれこそ数えきれません。初めて作ったアンプは 物まねのオペアンプ入力のOTL 6Wアンプ。次は JBL SA-600の回路をまねして作った 30W DC構成アンプです。入力にトランジスタ作動入力のバイアスがかかり真のDCではありませんが、とうてい買うことはできない あこがれでした。しかし自作と言うことで中学生の時にその音を聞くことが出来本当にワクワクと感激したものです。



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  • Author:ポケット店長
  • エンゼルポケットOJIスペシャルバージョンです。
    DPAT~コバルトシリーズまで情報満載でお届けします。

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